ボリンジャーバンド 手法と計算式
ボリンジャーバンドとは
ボリンジャーバンドとは、移動平均線を中心に上下に株価の値動きを表す線を加えて構成された指標を指します。値動きを表す線とは、一定期間のデータの標準偏差(σ=シグマ)を求め、移動平均線にσの1倍、2倍を加算し線で結んだものをボリンジャーバンド「+1σ」「+2σ」、減算したものを「-1σ」「-2σ」として表します。ボリンジャーバンドの特徴として、株価がボリンジャーバンド「+2σ」を越えることや「-2σ」を下回ることは5%程度しか起こらないと考えられています。これらを踏まえると、ボリンジャーバンド±2σを下値支持線・上値抵抗線と考え、「+2σ」を超えた場合は『売りシグナル』、「-2σ」を下回った場合は『買いシグナル』と売買判断ができます。なお、ボリンジャーバンド(10日)やボリンジャーバンド(25日)などの日数は基準となる移動平均線の日数を指しています。ボリンジャーバンド(10日)とは10日移動平均線を元に算出したボリンジャーバンドということです。
ボリンジャーバンドの計算式
- (1)標準偏差(シグマ:σ)の算出
- 標準偏差=√(α÷β)
- √:平方根
- α:[ (株価-n日移動平均)の2乗 ]のn日間の合計
- β:n日間
- (2)σラインの算出
- +1σライン…移動平均線の数値+標準偏差
- -1σライン…移動平均線の数値-標準偏差
- +2σライン…移動平均線の数値+2×標準偏差
- -2σライン…移動平均線の数値-2×標準偏差
ボリンジャーバンドのシグナル発生条件
ボリンジャーバンドについては、以下の条件を買いシグナル・売りシグナルの発生条件(※)に設定しています。それぞれのシグナル発生銘柄の一覧も参照できます。
(※)条件は、一般的な数値などを参考に設定したものです。
買いシグナル 発生条件
① 10日移動平均線を元に算出したボリンジャーバンドの「-2σ」を株価が下回った場合
② 25日移動平均線を元に算出したボリンジャーバンドの「-2σ」を株価が下回った場合
売りシグナル 発生条件
① 10日移動平均線を元に算出したボリンジャーバンドの「+2σ」を株価が超えた場合
② 25日移動平均線を元に算出したボリンジャーバンドの「+2σ」を株価が超えた場合
ボリンジャーバンドとは、移動平均線を中心に上下に株価の値動きを表す線を加えて構成された指標を指します。値動きを表す線とは、一定期間のデータの標準偏差(σ=シグマ)を求め、移動平均線にσの1倍、2倍を加算し線で結んだものをボリンジャーバンド「+1σ」「+2σ」、減算したものを「-1σ」「-2σ」として表します。ボリンジャーバンドの特徴として、株価がボリンジャーバンド「+2σ」を越えることや「-2σ」を下回ることは5%程度しか起こらないと考えられています。
これらを踏まえると、ボリンジャーバンド±2σを下値支持線・上値抵抗線と考え、「+2σ」を超えた場合は『売りシグナル』、「-2σ」を下回った場合は『買いシグナル』と売買判断ができます。なお、ボリンジャーバンド(10日)やボリンジャーバンド(25日)などの日数は基準となる移動平均線の日数を指しています。ボリンジャーバンド(10日)とは10日移動平均線を元に算出したボリンジャーバンドということです。