売買する銘柄やタイミングはどのように判断していますか?
「とりあえず自分の勘を信じて…」「チャートを見てなんとなく…」等々色々あるとは思いますが、経験則に加えてテクニカル分析も使ってみてはいかがですか?当サイトでは、テクニカル指標の計算を毎日更新し分析をしていますので、参考材料として自由にご利用ください。
より多くの買いシグナルが発生している4銘柄「クックパッド(2193)」「ぐるなび(2440)」「オイシックス・ラ・大地(3182)」「クラウディアホールディングス(3607)」をピックアップしてみました。買いシグナルが多発している銘柄の多くは、往々にして「売られ過ぎ」の状態になっているため、下げトレンドの銘柄が目につきます。
テクニカル指標の中でも相場の過熱感やトレンドの方向性、心理などを示す指標は、現在の売られ過ぎ・下がり過ぎの状態を底もしくは底に近いと判断するため、今後の相場の反転を予測し上昇に転じるシグナルを出します。そのため、下落気味の銘柄に買いシグナルが多く現れるという傾向になるのです。
株価が移動平均線からどのくらい離れているかを示す「乖離率」は、株価が移動平均線と同一なら乖離率は「0%」となり、株価が移動平均線より高ければ乖離率はプラス、安ければ乖離率はマイナスの値となります。また、「買われ過ぎ」の傾向になるとプラスの乖離は大きくなり、「売られ過ぎ」になるとマイナスの乖離は大きくなります。
一般的に、移動平均線から大きく乖離した株価は再び移動平均線に近付く性質があると言われています。そのため、大きくプラスに乖離した場合は株価はその後『下落』の恐れがあると判断され、大きくマイナスに乖離した場合は株価はその後『上昇転換』する可能性が高まると判断されます。